症例報告 - 足首や足底の痛み
左のかかとが痛くて足が着けない
No.066:2020.11.21
ご来院者 様 | 横浜市金沢区在住 40代男性 会社員 |
来院までの経緯 | 以前かかとの骨を骨折して以来、かかとを着くと痛くてまっすぐ歩けなくなってしまった。医師からは「骨の形は元に戻らない」と言われており、ずっと我慢して生活していた。先日知人に会った時に以前から進められていたカイロプラクティックを再度強く進められた。今でこの歩き方だと将来にも不安があり、一度診てもらうのも悪くないとハレルヤカイロプラクティックに来院した。 |
検査と所見 | ・かかとが変形し、足がむくんでいる ・左片足でバランスをとって立てない ・爪先立ちができない 検査結果より、かかとの骨の動き及び、足関節の可動性が著しく低下していることが考えられた。 |
施術の経過 | 腫れてはいたが、慢性的なことを考慮し、積極的に足首を動かすように施術をおこなった。膝から下の筋肉をゆるめ、かかとの動きと足首の関節をゆっくり大きく動かすようにした。施術後は足をつく痛みがなくなり、片足立ちもできるようになった。 2回目の来院では、「だいぶ歩きやすくなった」とのことだった。引き続き、筋肉の緩和操作と関節運動をおこなった。 3回目の来院時は腫れはなく、少し爪先立ちができるようになっていた。前回までの施術方針を踏襲しつつ、足の関節に対してカイロプラクティック・テクニックをもちいて矯正をおこなった。施術後は80%ほど爪先立ちもできるようになった。 生活での支障はほぼ無くなっているが、今後のためにもできるだけ元の状態に戻したいというご希望をいただき、現在は3週間に1回のペースで来院を継続されている。 |
■ 担当コメント:松田
今回のケースは骨折のあとに何度も腫らしていたため、筋肉だけでなく、軟部組織全体がおかしくなっていました。また、横スネの骨が固まって全く動いていなかったために、片足で立つことが出来なくなっていました。 カイロプラクティックでは変形した骨それ自体を元に戻すことはできません。しかし、受傷や変形による痛みや不具合などの機能面のトラブルは対処できます。足に限らず、外傷による後遺症でお悩みの方は、是非ハレルヤカイロプラクティックまでご相談ください。 |
朝起きた時に足の裏が痛くて足が着けない
No.023:2019.05.01
ご来院者 様 | 横浜市港北区在住 30代女性 会社員 |
来院までの経緯 | 半年以上前から朝起きた時に足の裏に痛みが走った。最初は大したことがなかったが最近は痛みが足の裏全体に響いて歩けない。しばらく時間が経つと痛みがなくなるが、違和感がずっとある。近所の接骨院などに行ってみたがあまり良くならない。最近は通勤中にも痛くなることがあり困っている。近所ではないが、家族に勧められ当院に来院した。 |
検査と所見 | ・痛みはかかとの部分で圧痛がある ・土踏まずが下がっている ・足首の動きが硬い 検査所見より、アーチ(土踏まず)の形成・維持に問題があると判断した。アーチが自然と保てるようになることで、症状が良い方向に変化すると考えられた。 |
施術の経過 | 初回の施術は足の関節をしっかりと動かし、アーチを支える筋肉のトリートメントを集中的に行なった。施術後は患部の圧痛は消失した。 2回目の来院時では、朝に少し痛むがそれ以外は問題ないとのことであった。引き続きアーチの形成を行い、維持ができるようにトリートメントを行い、足全体の動きに無理な力が働かないように腰〜足首までのトリートメントも行なった。 3回目の来院時では、足の痛みは全く無くなっていた。「肩甲骨がうまく動かなくてヨガのポーズが上手にできない」とお悩みがあったため、まず足のトリートメントを継続して行い、その後、上半身の施術も行ったところ、背中で握手ができるまで可動域が広がった。現在も健康管理とよりしっかり体が動かせるようにと月に1回のペースでお体のケアを続けられている。 |
■ 担当コメント:松田
足底の痛みを訴える方は比較的多く、特に女性にみられる傾向があります。その多くがアーチの機能低下(扁平足)や外反母趾を伴っています。骨盤が体の土台と言われていますが、立位で体を一番支えているのは足の裏です。ここの形が正常に保てなくなれば、体全体に歪みを引き起こしかねません。足の痛みはもちろん、形についてもお悩みをお持ちの方は、専門家に相談してみるのが良いと思います。 |