症例報告 - 腰痛-01

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腰がピキピキしてぎっくり腰になりそうで怖い

No.024:2019.05.05
ご来院者 様 横浜市中区在住 40代女性 会社員
来院までの経緯 以前からぎっくり腰を繰り返しているが、最近また腰がピキピキしてきてぎっくり腰になりそう。事故で背骨を圧迫骨折して以来、余計に腰痛がひどくなった。腰以外もあちこちが痛く、特に夜寝ている時にモモ裏が痛くて目が覚めたり、足裏が痛くなったりで、外出も控え気味になっている。以前都内のWHO基準のカイロプラクティックを受けたこともあって、WHO基準を満たす当院に来院した。
検査と所見 ・前屈で痛みの誘発
・FFD:30cm以上
・SLR:40°

検査所見より、腰を支える筋肉の機能低下および、股関節の機能低下が伺えた。腰を支える筋肉がしっかり力を発揮できるようにし、同時に腰に負担がこないような体の使い方を促すことで良い感じが出せると考えた。
施術の経過 初回の施術は腰と股関節周りの筋肉のトリートメントを集中的に行なった。施術後は前屈による痛みの誘発は消失した。
2回目の来院時にはピキピキした感じがなくなり、モモ裏の痛みも軽減したとのことであった。施術方針を継続し、さらに左の骨盤にカイロプラクティック・テクニックを用いて矯正を行なった。
3回目の来院時には腰痛、モモ裏の痛み、足裏の痛みもすべてなく快適に生活できているとのことであった。痛みのない状態と良い状態は異なることを説明し、施術を継続した。
4回目の来院時には、引越しで重たいものをたくさん運んだということで、ひどくはないが腰痛が続いているとのことであった。腰を支える筋肉に再度トリートメントを行い、腰椎に対してカイロプラクティック・テクニックを用いて矯正を行なった。施術後に続いていた腰痛は消失した。
5回目の来院時には、再び問題のない生活ができていた。痛みのない状態から良い状態へ体を変え、腰痛を卒業したいということで、現在は3週に1回のペースで体のケアを続けている。
■ 担当コメント:松田
この方は腰椎の圧迫骨折があり、その周辺の背骨の動きが非常に低下していました。そのためにもともとの腰痛がより顕著になったのだと思います。しかし、体がしっかり機能してさえいればぎっくり腰はもちろん、腰痛は十分予防できます。また良い状態に体を保っていれば、腰痛が再発しても、自分の力で回復することができます。腰痛を繰り返している方、なんとなく腰が重たいといつも感じている方は、是非WHO基準のカイロプラクティックにご相談ください。
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結婚式に備えて腰痛と猫背をなんとかしたい

No.017:2019.03.05
ご来院者 様 緑区在住 30代男性 会社員
来院までの経緯 腰痛を感じることがたまにあったが、我慢できない程ではなかったので特別ケアはしていなかった。最近少し腰痛が強くなってきており、近く挙式をあげるので、その時に痛くなると困るので、猫背と併せてなんとかしたいとご家族の紹介で当院に来院された。
検査と所見 ・立位の姿勢で骨格にもたれた様な立ち方が見られる
・腰回りの筋肉に緊張は見られるが、動作による痛みの誘発はみられない
・背骨だけでなく、肩関節・肩甲骨の可動性が低下している

所見より全体的に関節・筋肉ともに硬くなって、体をしっかりと支えていない状態が考えられた。痛みの誘発はみられないので、一つひとつの関節に動きをつけて、筋肉が体をしっかりと支えられる様にすることで、よい方向へ向かうと考えられた。
施術の経過 式までの時間がなかったため、施術は1回のみでセルフケアの処方に重点をおいた。背中・腰・骨盤周りの筋肉を緩め、背骨の固まっている関節にカイロプラクティック・テクニックを用いて矯正を行った。その後、一緒に腰痛対策のストレッチ3つ、体をしっかりと支えられる様に体感トレーニングを1つ処方した。後日、「腰痛も発症せず、良い結婚式を挙げられた」とご家族から嬉しいご報告をいただいた。
■ 担当コメント:松田
この方に対してできることはたくさんありましたが、式までに再来院できる時間がありませんでした。そのため、セルフケアのアドバイス中心の施術としました。セルフケアも「しっかり・正しく・こまめ」に行うことで、お体のかなりの部分をケアすることができます。施術とセルフケアを併用できるのが理想的ですが、ご本人様のご要望に対して最善のプランを組むことも私たち正規カイロプラクターの腕の見せ所だとも思っております。
同じ様に何かのイベントを控え、それに向けて体をケアしたいと思っている方は、できるだけ早めにお体のケアを始めることをお勧めします。
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重たいものを持ち上げた瞬間、ぎっくり腰に

No.012:2019.01.16
ご来院者 様 中区在住 30代男性 会社員
来院までの経緯 仕事で荷物の搬出入をするため、力仕事が多い。1週間くらい前から腰の調子が変だとは思っていたが、出荷の時間に間に合わせるために急いで荷物を持ち上げたら腰に電気が走り動けなくなってしまった。繁忙期で休むわけにもいかないので、なんとか動けるようになりたいと当院に来院された。
検査と所見 ・普通に歩けない
・お辞儀が全くできない
・横になって安静にしていて腰に不安感がある

動作がほぼできないため、問診と視診より腰を支える筋肉が強く痙攣していることが疑われた。ぎっくり腰の最も多いパターンであり、まずは痙攣をしている筋肉を落ち着かせ、動作ができるようにするのが先決だと判断した。
施術の経過 初回は痙攣している筋肉をゆっくりと落ち着かせ、また痙攣している筋肉をサポートや反対に作用する筋肉にアプローチをした。施術後に痛みは半分になり、痛みはあっても歩ける状態になった。
2回目の施術は翌日に行なった。前日同様に筋肉にアプローチし、腰の関節と骨盤がしっかりと機能するように動きをつけた。施術後に通常動作では痛みはなくなったが、急な動作は不安感が残っていた。仕事はできる範囲内を条件に再開してもらった。
3回目の施術は中2日おきて行なった。少し違和感があるが仕事も普通に行えるようになったとのことであった。腰、骨盤、股関節の筋肉・関節にアプローチし、可動域を広げ、力がしっかり入るように行なった。施術後は腰の違和感は消失していた。
力仕事が多く、二度とぎっくり腰をやりたくないというご要望をいただき、日々のストレッチを始めとするセルフケアを処方し、4週に1回のメンテナンスで腰痛予防を行うこととした。
■ 担当コメント:松田
この方はぎっくり腰の直後に当院に連絡をくれたため、発症直後から何をして、何をしてはいけないかを指示することができました。それが早期改善につながったと思います。ぎっくり腰は突然来ますが、体の内部ではいつ発症してもおかしくない状態へと進行しています。多くの場合予兆があるため、何度となく経験されている方は、その予兆に気づくと思います。何れにせよ、腰の状態がしっかりしていればぎっくり腰は十分防げるものです。いつも腰が気になる方、最近ちょっと腰が変だなぁと感じている方は、大事に至る前に専門家にご相談されることをお勧めします。
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朝、伸びをしたらギックリ腰になってまっすぐ歩けない

No.009:2018.12.26
ご来院者 様 品川区在住 50代女性 会社役員
来院までの経緯 毎年数回はぎっくり腰をやる。病院、整体、鍼灸などいろいろ試したがその場はましになる程度で、しっかりと治る感じがしない。左の股関節に先天性形成不全があるため、ギックリ腰は仕方ないと思っている。3日前の朝、目が覚めた時に腰に違和感を感じたので、そのまま横になった状態で腰を伸ばした途端、ギックリ腰になり歩けなくなった。結局、仕事を休むことになり、その際に仕事仲間に当院の紹介を受けたが、過去にカイロプラクティックを受けたこともあり、「その場しのぎにでいいから」と当院に来院された。
検査と所見 ・腰の痛みと不安感で直立できず、腰を曲げてゆっくりと歩くことしかできない
・前屈20°、後屈5°で痛みがでる
・とにかく体を動かすのが怖くて辛い

検査結果より腰部の筋肉の過緊張と考えられた。また股関節の形成不全によって臀筋群の働きが低下していることが考えられた。しかしギックリ腰から数日経過しているものの、原因をしっかり特定できるだけの検査は困難と判断。まずは動けるようにすることが最優先事項として施術を行った。
施術の経過 腰部の筋肉および臀筋と下肢の筋肉のトリートメントを行い、筋機能の回復を図った。施術後はほぼ直立状態で歩けるようになった。
2回目の来院時には腰と臀部のハリ感を訴えられたが、生活に支障はないとのこと。左半身の調子があまり良くないとのことなので、前回の施術を踏襲し、左半身に対し施術の強度を上げて行った。施術後はスッキリして体が軽いとのこと。首の調子が悪く車の運転で後ろを振り向けなかったが、今は問題なく振り向けると喜んでお帰りになった。
3回目の来院では症状にとらわれずに左半身にアクセントを置いて全身のトリートメントを行った。施術後は元気になったと言っていただけた。
■ 担当コメント:松田
この方は年に数回のぎっくり腰を繰り返していました。前回の症例でも書いていますが、ギックリ腰は体の疲労が限界に達した時に起こる必然の現象であり、偶然に起こる不幸な出来事ではありません。また時間の経過とともに痛みがなくなっても、ぎっくり腰を起こす体の状態には変わりありません。そのためにぎっくり腰を繰り返すのです。ぎっくり腰の発症メカニズムを断ち切れば、ギックリ腰はもちろん、腰痛を気にする生活とも縁を切ることができます。ぎっくり腰を繰り返されている方は、兎にも角にも専門家に相談し、しっかりと体の機能が働く状態にしてもらいましょう!
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椅子から立ち上がった瞬間に腰に電気が走った(ぎっくり腰)

No.008:2018.12.06
ご来院者 様 横浜市西区在住 50代男性 会社員
来院までの経緯 最近は残業続きで腰の調子があまり良くなかった。朝起きた時に腰が痛むが休むわけにはいかないので、そのまま出社して仕事をしていた。プリントアウトした用紙を取ろうと立ち上がった瞬間に腰に電気が走り、そのまま動けなくなった。ぎっくり腰は何度か経験があり、腰が痛い時に通っている整体に電話をしたがお休みだったため、部下の紹介でハレルヤ カイロプラクティック整体院に来院した。
検査と所見 ・まっすぐ立てない
・動くと痛みがあるのでジッとしているが、それでもジリジリと痛い
・動くと痛みで脂汗が出る

現状でお体のチェックを行うことは、負担が大きすぎるため、視診より典型的なぎっくり腰の可能性が高いと考え施術を行った。
施術の経過 検査ができる状態ではなかったので、ゆっくりとカイロプラクティック・テーブルに寝てもらい施術を行った。ギックリ腰にはいくつか典型的なパターンがあるが、今回の場合は腹筋と背筋のバランスが著しく崩れ、腰の筋肉の伸張反射によるものだと考えた。前後の筋肉のバランスを整え、伸張反射を起こしている筋肉を落ち着かせるように施術をおこなった。施術後に痛みは残っているが半分くらいの痛みになっていた。また、まっすぐ立って歩けるようになった。
2回目は翌日に来院してもらった。昨日の施術後と状態はほぼ変わらないとのことであった。前回同様、腹筋と背筋のバランスをとり、伸張反射を起こしている筋肉のトリートメントを行なった。施術後は痛みは少し残るが、普通に動けるくらいになった。
3回目は3日後に来院して頂いた。その時には痛みはなく、普通に生活できるとのことであった。伸張反射を起こしていた筋肉も落ち着きが見られたため、再発予防のため、腰・背中・下半身を中心に施術を行い、腰椎と骨盤に対しカイロプラクティック・テクニックで矯正をおこなった。施術後は「腰が軽い!」とビックリされ、喜ばれた。
腰痛予防のストレッチをアドバイスし、本ケースをクローズした。
■ 担当コメント:松田
ぎっくり腰はある日突然起こります。しかし発症が突然なだけで腰自体は限界値を行ったり来たりしており、いつ発症してもおかしくない状態になっています。ぎっくり腰を繰り返している方であれば前兆があることを知っているでしょう。
ぎっくり腰になっても1週間もすれば痛みはだいぶ治り、普段通りの生活ができるようになります。しかし「痛みがない」=「腰の状態が良い」ではありません。腰の状態が良いというのは、体が軽く、動作に億劫さを感じない状態です。
施術でぎっくり腰の痛みを取り除くことは大切ですが、真に必要なのは、ぎっくり腰になるメカニズムを取り除くこと、つまり「腰の状態が良い」ところに持っていくことです。正しく体をケアすることでぎっくり腰は予防できるだけでなく、腰が良い状態になります。
ぎっくり腰を繰り返している方、毎日腰が重いとうんざりしている方、きちんとケアして、いつも腰を心配している生活を卒業しましょう!
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各部位の症例報告

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