症例報告
背中の痛み、背骨の歪みや捻れ
たまに背中に痛みが出るのでどうにかしたい
概要
背中に痛みが出るという患者さんがご来院。「肩コリかなぁ?」と仰っていましたが、検査をしたところ脊骨が詰まりすぎていることによる痛みでした。詰まりを起こしている胸椎に矯正をかけた後に、予防として肩周りにも矯正を加え、股関節から頭部までのバランスも整えたところ、痛みも消え画像の背中の捻れも解消されました。
ご来院者 様 | 海老名市 30代 男性 会社員 |
来院までの経緯 | 年に何度か背中の痛みが出ることがある。休日などに休むと良くなるので、あまり気にしていなかったが、今回の痛みはいつもよりも長く続いていたので念のために診てもらおうと考え来院にいたった。 |
検査と所見 | 背中のやや上から真ん中にかけて痛みがある。 ケンプテスト 陽性 胸椎に側弯あり ケンプテスト(関節の詰まりの有無を確認するテスト)を行うと、痛みが再現されました。また胸椎の上部〜中部のところに側弯がありました。これらのことから胸椎の椎間関節症(関節の隙間が詰まりすぎることにより痛みを引き起こす)が起こっていると推測し、肩甲骨や胸椎を中心に施術を行うことにしました。 |
施術の経過 | はじめにカイロプラクティックの技術を用いて股関節、仙腸関節(骨盤)、胸椎に矯正を加えました、先に矯正を行うことで時短することができ施術の効果を高めることができます。その後に腕の筋肉のほぐしを行いました。力仕事をしていることに加えて、最近は試験勉強もしているとのことで、腕に疲労が溜まっていました。腕の疲労は巻き肩の原因になり、肩甲骨の位置異常を引き起こします。そして肩甲骨の異常は胸椎にも悪影響を与えます。腕への施術の後に再度胸椎を確認し、動きの悪い胸椎が十分に動くように施術を加えました。肩甲骨と胸椎に異常がある場合には、高い確率で首にも問題が起こっています。今回の場合にも、頚椎の5番が前方に移動してしまっていた為、斜角筋や胸鎖乳突筋をほぐしたあとに、頚椎5番の矯正を行いました。 施術後にはケンプテストを行っても痛みがでることもなく、胸椎の側弯もなくなっていました。画像を載せていますのでビフォーアフターを見てみてください。 |
担当者コメント:木脇
背中の痛みの場合、急性(急に痛くなった/鋭く痛む)の方と慢性(常にコリや張りがある)の方がいます。どちらの場合にも今回のように脊骨(胸椎)の詰まりすぎが原因になっていることが多いです。その部分を改善できれば、痛み自体の解消はそれほど難しくないことがほとんどです。背中の痛みに限った話ではありませんが、脊骨が詰まってしまうという問題を引き起こす原因は、日常生活により体にクセができることにあります。施術では、まずは問題となっている痛みを取り除くことを第一の目的とし、時間が許す限り、予防の目的でその人の身体に合わせた施術を行っています。背中に針で刺されたような痛みがでる
No.099:2022.11.29
ご来院者 様 | 横浜市中区在住 50代 女性 会社員 |
来院までの経緯 | 数年前から肩甲骨の間に針でさされているような痛みが出ており、痛みが出ると一日中続くこともある。母国(日本に赴任された外国の方です)では吸い玉治療を受けており、日本でも探しているがなかなか良い所が見つからなかったため、英語での対応ができる当院でカイロプラクティックを受けてみることにした。 |
検査と所見 | ヒアリング ・背骨の上の方(胸椎4番のあたり)の右側に痛みがでる。 ・背中や肩を動かすことでの痛みの増減はない 検査 ・猫背 ・ストレートネック ・胸椎4番が右側に変位して固まっており、腕と連動していない。 所見 猫背とそれに伴うストレートネックが強くありました。本人曰く、子どもの頃からそうだったとのことでした。猫背とストレートネックによって頭が前方に突き出ているため、頭を本来の位置に戻すために背筋がつねに頭を後から引っぱっている状態になってしまっていました。その負荷に加えて、胸椎の4番は右側に変位して固まってしまっており、腕との連動が失われている(腕を動かすときに自然動くはずの背骨が動いていない)ことで余計に負荷がかかり痛みが発生していました。 姿勢の問題を解決し、胸椎の4番がスムーズに動くようにすることで、患部にかかっている負荷を解消できると考えました。 |
施術の経過 | 初回 猫背を改善するために股関節、骨盤、腰椎、胸椎、頚椎の動きが悪くなっている部位を探し、筋肉のトリートメントやカイロプラクティックの技術を用いて矯正を行い、姿勢が改善するように施術をしました。 胸椎の4番についてはそれでもまだ動きに固さがあったため、追加で手を入れ動作改善を行いました。終了後は「much better(だいぶ良い)」とのことでした。 2回目 痛みの様子を尋ねると、「少し背中が押されているような感じはあるが前ほどではない」とのことでした。前回の内容を踏襲した施術を行なったのちに、姿勢を維持するための筋肉である腸腰筋などの体幹の機能を高めるためのストレッチを行いました。施術後は背中の押されているような感じはないとのことでした。 3回目 3回目の施術は3週後に行いました。痛みというほどではないが、疲れてくると同じ場所が凝ってくるとのこと。胸椎4番の動きをつけるとともに、胸が開くように鎖骨や肩甲骨にアプローチし、腕と胸椎の連動を妨げるものがなくなるように施術を行いました。本来の動きを取り戻すことで、自然と不具合がなくなるということをご理解頂いたようで、「良い状態を保てるようにしておきたい」とご希望をいただき、今後は月に一度のペースでメンテンナンスとして来院されることをおすすめしました。 現在 ひと月後(4週後)の来院時にお話を聞くと、背中は何も問題がないとのことでした。メンテナンスのために全身の施術を行いました。 |
担当者コメント:木脇
「体は繋がっている」という言葉を聞いたことのある方も多いかと思いますが、これは、ひとつの動作を一箇所だけで行うのではなく、複数で分担しているということです。そうすることで、動作による負担を分散しています。その連動がどこかで途絶えたときに、コリや痛みといった不具合が発生します。この患者さんの場合は、胸椎の4番の機能が低下していました。そのため、姿勢の問題を解決した上で腕と胸椎の連動を取り戻すように施術を行い、結果として痛みが消失しました。
このように、カイロプラクティックでは固くなり動きが悪くなってしまった関節を見つけ、本来の動きを取り戻すように施術を行います。固くなってしまった関節が、もともとの可動性を取り戻すと自然と他の部分と協働するようになり、痛みが消失します。
背中の痛みや肩こり、首のこりといった不調がある方は、どこかに動きが悪くなってしまっている関節があるのかもしれません。ぜひ一度当院の施術を受けてみてください。
深呼吸をすると右の肩甲骨の裏側に痛みが出る
No.097:2022.10.18
ご来院者 様 | 横浜市青葉区在住 50代男性会社員 |
来院までの経緯 | もともと肩こりがあったが、最近は深呼吸をすると右の肩甲骨の際や裏側に痛みがでるようになった。気になったのでインターネットで検索をすると、当院の症例報告を読み、一度行ってみようと思い来院された。 |
検査と所見 | ヒアリング&検査 ・息を深く吸い込んだときに、肩甲骨の裏側(本人曰く体の中のほう)に、少し鋭いような痛みがでる。 ・痛みが出る部分の肋骨の動きが減少している。 ・猫背 ・ストレートネック ・首の前側についている呼吸補助筋が過緊張を起こしている。 ・骨盤に捻れがあり、背中の右側(痛みのでる側)は全体的に筋緊張が強い。 所見 痛みが出ている部分の肋骨は、呼吸の際の動きが減少していました。肋骨本来の動きを取り戻すことができれば痛みが解消されると考え、骨盤から頭にかけて施術を行い猫背やストレートネックといった姿勢の問題を解決し、肋骨自体にも十分に動きが回復するように施術を行うことにしました。 |
施術の経過 | 初回 まずは姿勢の問題を解決するために、カイロプラクティックの技術を用いて、股関節、骨盤、背骨に対して施術を行いました。痛みのある部分の肋骨は胸椎6番、7番に関節していましたが、そこについては念入りに手を入れ、動きが出てきたところで症状を確認すると、痛みが半分くらいになったとのことでした。 残りの時間を使い、首にある呼吸補助筋へ筋肉のトリートメントを行った後に最終確認をすると、息を深く吸い込んでも痛みがほとんど出ないという状態にまで回復していました。痛みはなくなったものの、違和感が残る状態であったため次回は1週間後に施術を行うことになりました。 2回目&現在 一週間後の来院時に体の調子をたずねると、肩甲骨の裏側の痛みも違和感もは全くないとのことでした。お話を聞くと膝や首、手首などにも不具合がでることがあり、そちらも解決したいとのことだったため、前回の施術の続きを行いながら余った時間で他の不具合に対して施術を行い2回目は終了しました。現在は3−4週に1度のペースで来院されながら、膝や首、手首に対する施術を受けられています。 |
担当者コメント:木脇
本ケースには4つの原因がありました。一つはストレートネックや猫背といった姿勢の問題
二つ目は肋骨の動きの減少
三つ目は呼吸を補助する首の筋肉も過緊張
最後に骨盤の捻れによる背中の右側の過緊張
こういった複数の問題が患部に重なってしまったため、痛みが発生していました。
呼吸するときの痛みが主訴でしたが、痛みがでているということは、呼吸による換気(二酸化炭素と酸素の交換)も低下していたと考えられます。人間は毎日新陳代謝が行われることで体を回復させていますが、新陳代謝には酸素が必要です。そのため、呼吸に問題があると、新陳代謝(回復)が十分に行われず「なんだか疲れがとれないな」といった事態も起こしかねません。
このように、痛みの裏には他の問題が潜んでいることがありますので、同じような問題を抱えている方はぜひ一度ハレルヤカイロプラクティックにご相談ください。
なんだか息苦しい。空気が吸えないような気がする。
No.092:2022.08.15
ご来院者 様 | 横浜市保土ヶ谷区在住 20代男性会社員 |
来院までの経緯 | 2年前から息苦しさを感じている。病院にも行ったが「異常ありません」「肺気胸ではありません」と言われてよくわからない。色んな整体にも行ってみたがなかなか改善されないため、来院された。 |
検査と所見 | ヒアリング&検査 ・長時間のデスクワークをしている。 ・パソコンは2画面で使っており、特に左の画面ばかりを見ている。 ・左の第1〜第6肋骨の柔軟性が低下している。 所見 肋骨の動きに左右差が大きくありました。肋骨に対して上から圧をかけてみると、右側は動きますが、左側はカツンカツンと動きが止まってしまいます。ご本人も左の肋骨の動きの悪さを実感されていました。 |
施術の経過 | 初回 とにかく息苦しさを取りたいとのことでしたので、まずは肋骨の動きをつけるための施術を行いました。肋骨と関節している背骨(胸椎)が固まってしまっているのを解消し、その後肋骨自体にも動きをつけていきました。矯正とドロップボードといいうカイロプラクティックの代表的なテクニックを使い胸椎と肋骨に刺激を与えたところ、息苦しさが大分軽くなったとのことでした。施術前を10とすると6くらいになったそうです。次回以降は息苦しさを取りながら、呼吸のための筋肉を使えるように施術することをお伝えし、加えて、パソコンの画面が正面にくるように仕事した方が良いことをお伝えしました。 2回目 10日後に様子を聞くと、3日ほどは良かったとのこと。前回の主なターゲットであった胸椎と肋骨に加えて、骨盤、腰椎、頚椎、呼吸を補助する筋肉にも手を広げて施術を行いました。終了後には前回と同じように息苦しさが4割ほど減ったとのことでした。 3回目 3回目の施術は2回目の施術の1週間後になりました。様子を伺うと息がしやすい状態がキープできているとのこと。息苦しさの直接の原因となっている胸椎と肋骨だけでなく、前回のように体全体をみて根本原因からアプローチした方が効果が長続きしている様子だったため、前回の施術を踏襲して行いました。また、呼吸のための筋肉に正常な機能を取り戻させるため、フロスバンド(ゴムバンド)を用いた呼吸筋のトレーニングも行いました。終了後はだいぶんスッキリしましたとのことでした。 現在 施術の間隔を2週間、3週間と伸ばして来院されています。 仕事が長時間に及ぶため、首や腰などのメンテナンスも一緒に行っています。 |
担当者コメント:木脇
この方の場合には「息苦しい」と感じるようになってから2年経過していたため、呼吸のための筋肉の働きが落ちていました。まずは正常な呼吸ができる状態に体を作ってから、その後に呼吸筋に自らの機能を思い出してもらうためのトレーニングが必要でした。施術中にもお伝えしましたし、仕事の合間にも行っていただけるように施術の最後にはいっしょに体を動かしながら、呼吸筋のセルフケアをお伝えしました。経過は良好のようで何よりです。
セルフケアってなかなか続かない方がほとんどですが、その原因は効果が実感できないからです。私がセルフケアをお伝えするときには、セルフケアによる変化を体で感じられるように心がけています。
部屋を掃除していたら、背中を痛めて立てなくなった。
No.084:2022.04.24
ご来院者 様 | 横浜市中区在住 40代男性会社員 |
来院までの経緯 | 2週間ほど前にふとした拍子に急に背中が痛くなった。その時は数日で痛みが引いた為、特に気にしていなかったが、後日部屋の掃除の最中に1~2キロの荷物を持ち上げたところ、背中に激痛が走り立てなくなった。時間をおいてなんとか立てるようにはなったが、あまりの痛みだったため、どれほど良くなるかわからないが意を決して当院へ来院された。 |
検査と所見 | 検査 ・恐怖感があるため体を後ろに倒すことができない。 ・その他の動き(体を前に倒す、横に倒す、ねじる)はほとんど問題なくできる。 ・痛む場所は限局的ではないが、背中のほぼ真ん中で、背骨沿いである。 ・背骨の弾力性が低下して箇所が複数ある。 ・特に胸椎の10,11,12番は後方変位している。 所見 痛みを感じる部分、痛めたキッカケから関節のロッキング(動かなくなること)による筋肉のスパズム(つったような状態)が原因だと考えられました。 |
施術の経過 | ご本人曰く「背中がつったような感じがする。」とのことでした。この直接的な原因は胸椎10,11,12番の後方変位だと考えられ、その部分にカイロプラクティックテクニックを用いて矯正することが必要でした。しかし初回の施術では数時間前に痛めたばかりだということもあり、筋肉が過緊張していたため、矯正にはかなりの痛みを伴うことが考えられました。そのため、無理に矯正を行うのではなく、周りの筋肉を緩め、胸椎についてはできる範囲で動かしていくように施術をしました。結果として施術後には痛みは半分ほどになっていました。 二回目の施術のときには背中の痛みはほとんど気にならないと仰っていました。経過を尋ねると、初回の施術を受けたあと2-3日は痛みや違和感があったが、その後は痛くなくなったとのことでした。「痛みがない」=「治った」という訳ではありません。この日は動きの固さ・渋さの残っている胸椎の11-12番間をカイロプラクティックテクニックを用いて矯正し、残り時間は前々から気になっていたという肩と首のケアを行いました。 現在はロッキングを起こしていた胸椎の10,11,12番の動きは問題はなく、首や肩のケアやメンテナンスのために3-4週に1度のペースで来院されています。 |
■ 担当コメント:木脇
この方はいわゆる「ぎっくり背中」というような状態でした。「ぎっくり腰」ほど有名ではありませんが、割といらっしゃる症状です。この方のように荷物を持ち上げたときに発生することもありますし、寝起きに背中がつったように痛くなっており、起きあがれないといったケースもあります。共通しているのは背骨の柔軟性の低下です。24個の骨が繋がって背骨を形成していますが、その全てが固くなっているというよりも、どこか1箇所だけ特に硬い部分があります。そこが動くようになれば、急な痛みについては思ったよりも改善が早いことがあります。背中に慢性的に痛みがある方も、ぎっくり背中の予備軍になっている可能性がありますので注意が必要です。「背中が痛い」「つったような気がする」そんな症状でお困りの方はハレルヤカイロプラクティックまでどうぞ。きっとスッキリしますよ。横浜の関内駅から徒歩3分です。 |
背中の上のあたりが痛い
No.081:2022.03.11
ご来院者 様 | 横浜市南区在住 40代男性自営業 |
来院までの経緯 | 2年前に自分で人材派遣会社を立ち上げてから、日本各地を新幹線で移動しクライアントに会う日々。この2年間休暇はとっていない。趣味は喫茶店に立ち寄り日記を書くことで、時間を忘れて没入する事も多い。 慢性的に背中の肩甲骨の間に鈍痛があり、最近は朝起きた時から就寝までずっと気になっていた。少しでも鈍痛を取り除きたいと思い、整体を探していた。整体の中でもカイロプラクティックは背骨を触る整体だと知り、自分の悩みに適していると感じ来院された。 |
検査と所見 | @触診による所見 ・脊柱の関節が硬くなり、脊椎起立筋がガチガチ。 ・肩甲骨の間にある胸椎7番は左側が後方変位している。 ・ノートパソコンをよく使うので目線が下がり、頸椎が歪んでいる。特に頸椎5番が後方変位していて、ストレートネック状態。 ・長時間座っているせいで骨盤の仙腸関節が圧迫され、関節の動きが悪くなり、前屈をすると太腿の後ろが引きつる。 A検査による所見 ・SLRテスト、ケンプテスト、パトリックテストが陰性の為、 腰椎と仙腸関節の神経損傷は起きていない。 ・スパーリングテスト陰性の為、頸椎の神経は損傷されていない。 以上の事からカイロプラクティックテクニックで各関節に刺激を入れて良いと判断した。 |
施術の経過 | 最初の施術では、筋肉トリートメントの後にカイロプラクティックテクニックを用いて骨盤・胸椎・頸椎を調整した。特に胸椎7番の調整により、初回で肩甲骨の間の鈍痛は寛解。 2回目の施術以降は初回と同じ調整に加え、普段の姿勢と日常生活動作の問題点をお伝えし、それを改善するのに必要なダンベルトレーニングも行った。 最初は2週間に一度の来院だったが、最近は1か月に一度の来院で満足できる体へと改善した。 |
■ 担当コメント:塩崎
365日休みが無く、新幹線での移動が多いこの方は、下を向く姿勢でいる時間が長い為、胸椎7番と頸椎5番の関節が固まり、血流が悪くなっていました。そういう方はとにかく関節を動かしてあげると血流が改善し、倦怠感が取れます。また、私の施術では、ヨガインストラクターと柔道整復師の経験を活かしたセルフケアも皆さんにご提案致しております。他動的な施術に加えて、セルフケアを日常に取り入れる事で、血流が良い状態をキープできます。お悩みの方は是非、ハレルヤカイロプラクティックへお越し下さい。 |
首から背中にかけて痛み、呼吸が苦しい
No.067:2021.01.06
ご来院者 様 | 横浜市中区在住 40代男性 自営業 |
来院までの経緯 | コロナ禍で自宅に籠もって仕事をすることが一気に増えた。夏くらいから仕事が忙しくなり、ほとんど自宅で仕事して寝るという生活が続き運動は全く出来ていない。月に一回適当に整体に行って体調を整えていたが、今回の首から背中にかけての痛みは一向に良くならず、最近は呼吸まで苦しくなり、手足にも痺れる様な感覚が出てきた。仕事もままならなくなり、なんとかしようとネットで検索したところ、当院の症例報告と口コミを見て来院した。 |
検査と所見 | ・猫背が目立ち、体を自分で支えられていない ・上を向くと骨がつっかえる感じで痛みがある ・口呼吸が目立つ 検査結果より背筋群の機能低下により、体が正常な状態を保てなくなっていると考えられた。 |
施術の経過 | 施術は姿勢を整える方針で行なった。背中、肩甲骨周りをほぐし、肋骨に可動性をつけ、中部胸椎および上部胸椎に対してカイロプラクティック・テクニックを用いて矯正を行った。施術後は腕に血が流れる感じがし、苦しかった呼吸がスムーズに出来る様になった。体調管理のため、現在の生活習慣を見直すことをアドバイスし、本ケースをクローズした。 |
■ 担当コメント:松田
コロナ禍以来、肩こりや腰痛の他、体調に異変を来して来院される方が増えています。原因はどの方も著しい運動不足による血流の低下や自律神経の乱れです。今回の方も運動不足による猫背が慢性的に心臓や肺を圧迫していたことが原因であり、手足の痺れも神経的な問題ではなく、血流の低下によるものでした。人間は動く様に出来ており、アリストテレスも「生命は動きにある」と言っています。言い換えれば動きがなければ生命はないと言えます。運動不足を感じている方は体調に異変をきたす前に是非ご自分で運動する習慣を身につけて、体調管理に努めてください。 |
背中の痛みと15歳からのそ径部の違和感
No.059:2020.05.23
ご来院者 様 | 横浜市南区在住 20代男性 会社員 |
来院までの経緯 | 2週間ほど前に、ある会合でダンスを披露することになったが、急な話であったため準備体操無しで行い、体を大きく逸らした時に背中に痛みが走った。なんとか踊りきったが、その後も痛みがなくならない。生活していても常に気になるのでなんとかしたい。もう一点、左のそ径部に15歳の頃からずっと違和感がある。特別どうと言うことはないが、違和感がなくなるなら無くしたい。 |
検査と所見 | ・背中を反る動作・左回旋・左側屈で痛みがある ・座った時の猫背が目立ち、痛みは丸みの頂点にある ・左股関節を曲げると詰まり感がある 検査所見より背中の痛みは胸椎の左回旋制限と考えられた。またそ径部違和感は股関節の筋肉によるものと考えられた。 |
施術の経過 | 初回の施術は背面の筋肉を緩め、肩甲骨と骨盤の動きをつけ、痛みのある胸椎に対しカイロプラクティック・テクニックを用いて矯正をおこなった。施術後は体を反らすどうさなど、痛みが消失した。 1週間後の2回目の来院時で背中の痛みは感じなく問題ないとのことだった。そのためそ径部にアプローチした。主に股関節に関わる筋肉を緩め、腰椎に対してカイロプラクティック・テクニックを用いて矯正をおこなった。施術後は股関節の詰まり感は消失した。 2週間後の来院時には今まで感じていた違和感はほぼ無くなったとのことであった。引き続きそ径部を診て欲しいというご要望と、今まで大きな病気を何度かして手術などもしているため、健康管理としてもカイロプラクティックを続けたいとご要望を頂いた。 現在はお母様の健康管理もとご紹介いただき、月一回のカイロプラクティックを継続されている。 |
■ 担当コメント:松田
この方はダンスをされるだけあって体は柔らかく、準備体操をしなくても大丈夫と考えてしまうのも頷けます。しかし普段はデスクワークで一日座りっぱなし、特別運動も行っていなかったので、いくら20代の体でもついていけなかったのでしょう。背中に痛みが走った時に周辺部の筋肉が硬直し、それがずっと残っていたと考えられます。 普段デスクワークをされている方、在宅勤務であまり動いていない方は、急な運動は避けて準備体操やストレッチを忘れずに行う様にしましょう! |
側湾症があって姿勢が崩れているから肩こりと腰痛になっている。姿勢を綺麗にしたい!
No.058:2020.04.15
ご来院者 様 | 三浦郡葉山町在住 30代女性 会社員 |
来院までの経緯 | 子供の頃にクラシックバレーをやっていて、比較的体が柔らかかったが、ここ数年で体が硬くなり、姿勢が悪くなった気がする。そのためか肩こりと腰痛が常にある状態になってしまった。姿勢を良くして肩こりと腰痛をなおしたい。10歳の時に側湾症と診断されたため、専門知識のあるところで施術を受けたいと、横浜関内にあるハレルヤカイロプラクティックに来院した。 |
検査と所見 | ・姿勢の目安となる重心線は一直線で姿勢は綺麗だが、意識して姿勢を作っている ・腰を反らすと左腰に痛みがあり、左胸腰移行部に可動制限がみられる ・肩甲骨がやや開いているが、首と肩の動きで痛みの誘発はない 子供の頃にクラシックバレーをされていたため、腰の反らし方はとても綺麗に出来ていたため、胸腰移行部の可動制限が腰痛の原因であると判断した。 |
施術の経過 | 腰部の筋肉の緩和操作を行い、左上部腰椎にカイロプラクティック・テクニックで矯正をおこなった。施術後は腰を反らす動作で痛みはなく、スムーズさと可動域のアップしたとのこと。続いて腰部の筋肉にストレッチと促通運動を行い、胸を開くように肩甲骨に施術をおこなった。施術後は立ち上がった瞬間に重心線が揃い、ご本人も施術前の意識した姿勢が自然に出来ていると喜び驚かれた。 |
■ 担当コメント:松田
「悪い姿勢を矯正したい」と来院される方はここ数年で随分多くなりました。しかし、「どうして姿勢が悪いと思うのか?」と言う質問に対して、ほとんど全員の方が「なんとなくそう思う」と明確な判断基準をお持ちではありません。ハレルヤカイロプラクティックでは姿勢矯正を行う際、医学的に理想の背骨の状態である”重心線”を基準に頭・首・肩・背中・腰・股関節・膝・足首と明確な指標を用いて定量的に計測し、施術前後の変化を比較します。しかし定量的に表しても、今回の患者様の様に良い姿勢が取れる時は立った瞬間に体感でき、その表情で施術がうまくいったかどうかがわかります。それは重心線が自然に揃うことで重力を最大限に回避し、自重を感じなくなるからであり、それこそ正にその人に合った正しい姿勢だと言えます。今回も立ち上がった瞬間の表情でうまく行ったことがわかりました。 姿勢を定量的に表すことは大切ですが、数値は表面的な崩れしかわからず、内部的にが捻れていても表面が真っ直ぐであれば、問題なしと判断してしまいます。しかし、体が軽いというのは、体がしっかり機能し、真に姿勢が正された証です。良い姿勢・正しい姿勢は一人一人異なります。自分自身に合った良い姿勢を見つけるためにも、是非、横浜関内のハレルヤカイロプラクティックにご相談ください。 |
背中が椅子に当たると痛く、なんとなく息苦しい
No.020:2019.04.02
ご来院者 様 | 川崎市区高津区在住 50代女性 パート |
来院までの経緯 | 数週間前からなんとなく息苦しさを感じていた。特別生活には支障がないがなかなか治らないので病院で検査を受けたが、特別問題ないとのこと。1週間前くらいから仕事中に背もたれに体をあずけると、なんとなく背中に痛みがある。数日前からは仰向けで寝るときにも痛みを感じるよいうになった。再度病院に行ってみたが異常なし。職場の同僚に相談したところ当院を紹介され来院された。 |
検査と所見 | ・胸椎の右回旋に可動制限 ・第4〜9胸椎に可動制限 ・左肋骨に可動制限 所見より胸椎の可動制限が背中の痛みを生じさせているとともに、肋骨の可動制限を招くことで呼吸器がうまく機能していないことが考えられた。 |
施術の経過 | 初回の施術は呼吸に関わる筋肉のトリートメント、背骨全体および肋骨の可動性をつけ、最も可動制限の強い第8胸椎にカイロプラクティック・テクニックを用いて矯正を行った。施術後は息苦しさがなくなり、呼吸が楽になったとのことだった。 2回目の来院時は、呼吸は問題なく椅子にもたれた時に少し背中に違和感がある程度になっていた。初回の方針を踏襲しつつ、肩甲骨と骨盤のケアを行った。 3回目の来院時には背中の違和感はなくなており、以前の生活通りになっていた。背骨と呼吸器関係の部位にアクセントを置きつつ、全身のケアを行った。施術後は体が軽くなったとのことで、今までなんとなく気になっていた左右の足の違いなども良くしたいと、現在は3週に一回で来院を続け、より良い体つくりを目指している。 |
■ 担当コメント:松田
背中の痛みと息苦しさを訴える症状は女性に多くみられます。本人は原因不明だということがほとんどで、その場合の多くは日々の生活の中で蓄積された疲労です。この方も原因不明、急に起こったと訴えられていましたが、施術を行いながら話を聞いていると半年前から仕事が忙しくなり、通常以上のデスクワークの日々が続いていたこと、またパソコンを2つ、正面と左側に置き、左側のパソコンはノートパソコンでした。そこから常に体を捻っていた事に気付き、今回の症状の原因に納得されました。最近はパソコンを複数台使用してお仕事されている方が多いようです。同じようなお悩み、同じような環境でお仕事されて不調を感じている方は、一度専門家のチェックを受けると良いと思います。 |