ストレートネック・寝違えなど首の痛み
■ 種類と原因
慢性肩こり | 肩や首の筋肉が収縮して固まっている状態で、血流が悪く疲労物質などが滞留してしまっているため、痛みや気持ち悪さなどを感じます。特に午後に強く感じることが多く、お風呂に入ったりして血流が改善されると症状が緩和することが多いです。症状が進行してくると痺れや頭痛などを引き起こします。 |
寝違え | 睡眠中は筋肉が脱力しているため、変な寝方をしていても気づきません。首の筋肉に無理がかかった状態で長時間いるために、起床時に痛みや可動制限を引き起こします。通常は数時間〜数日で症状は消失しますが、いつまでも症状が治まらない場合は、腕や手にしびれが出るなど、二次的な症状を引き起こす可能性がが注意が必要です。 |
むち打ち | 頚椎捻挫といわれるもので、主に交通事故やスポーツでの強い接触プレーの際に、不安定な頭部が鞭のようにしなり、頭頸部を支えている筋肉や関節に瞬間的に強い負荷がかかり、痛めてしまった状態をいいます。その時は回復しても時間を経てから痛みが再来することも多いので、専門家のアドバイスを求めることが大切です。 |
ストレートネック | 首の骨の並びは前弯の形状(前方にわずかに凸型の曲線)をしています。猫背で頭が突出した姿勢やパソコンのディスプレイを覗き込むような姿勢などを長期間続けることで、前弯が消失し、首の骨がまっすぐに並んだ状態をいいます。クレーンネックとも言われ、肩こりや頭痛、顎関節症とも関係があると言われています。 |